広尾線廃駅跡を巡ってみた【描き鉄】

  • 旅の記録

こんにちは、

鉄道イラストレーターの

始発ちゃんです。

 

今回は

旧国鉄広尾線(廃線)

を巡った記事を書きます。

 

広尾線はかつて

北海道の帯広にあった路線です。

依田駅跡

帯広駅から自転車を走らせて・・・

まずは依田駅へ。

 

何もありませんでした。

 

見渡す限りの草原で、

どこのどの向きに

 

ホームや線路が

あったのかさえ

分かりません。

しかしながら本来は

ここにかつて線路があったんだ!

と哀愁の気持ちになりたかったのです。

 

これだけ何もないと、

私は何をしに来たんだろう・・・

 

草巡り・・・

 

という気持ちになってきます。

北愛国駅跡

何もありませんでした。

 

自転車を頑張って漕いだので

なんだか悲しくなってきました。

 

とうとう寒さも限度に達してきたので

一回家に帰りました。

雨も降りそうでした。

どんどん肌寒くなりました。

「その辺の岐阜」

みたいなノリで

 

夏服で北海道に来てしまったのを

めちゃくちゃ後悔しました。

 

本当に調子に乗っていたのです。

とても寒かったのです・・・・・・。

愛国駅跡

愛国駅は

赤い屋根の駅でした。

 

本来はもっと

オレンジに近い色をしています。

1駅目も草原、

2駅目も草原だったので、

 

初めて愛国駅を見た時は

感動の嵐でした。

駅舎の中は交通記念館になっています。

「さようなら広尾線」の周りに

 

たくさんの名刺や記念切符が

貼られておりました

 

ここだけ時代が

変わっていないみたいでした。

機関車19671も保存されています。

愛国駅の横は公園になっていています。

「愛国から幸福ゆき」切符の

石像がありました。

ハート形の噴水も

ありました。

 

愛国駅、

めっちゃ可愛い駅でした。

もうほんと大好きです。

大正駅跡

大正駅の前は

大きな広場になっていいます。

ホームの位置から

ここに線路があったのでは?

と思います。

手書きの駅名標が

ありました。

 

筆で書いたようなタッチ

心がぐっ・・・と

来ますね・・・!

 

大正駅の近くには

カニの家がありました。

 

当時、北海道を旅する旅人のことを

主流だった横長のリュックにちなんで

「カニ族」と呼んでいたそうです。

 

今でいうバックパッカーのような

感じかなぁと思います。

 

そんなカニ族たちが

無料で泊まれる施設のことを

カニの家というそうです。

 

地域の方の熱い気持ちや

思いやりの気持ち溢れる場所

なんだなぁ・・・と

 

大正駅、

感動の嵐でした。

幸福駅跡

いやぁもう・・・!

幸福駅!

もう・・・!

最高ですね・・・!!!

 

広尾線の中で

一番好きな駅でした。

駅舎の外壁・内壁に

記念切符がたくさん貼られています。

近くのお土産やさんで

記念切符やキーホルダー

 

絵馬などを

購入することが出来ます。

イラスト付きのキャプションもあります。

(読みやすい・・・!)

「幸福の鐘」もあります。

ならすしかない。

とても幸せな気持ちになれる幸福駅

めっちゃ大好きです・・・!

保存車両 キハ22-221・キハ22-238

▲キハ22-221 車内イラスト

 

幸福駅には

  • キハ22-221
  • キハ22-238

の車両が保存されています。

▲キハ22-238

 

嬉しさで

私の前髪が禿げそうです。

中札内駅跡

次は中札内駅です!

交通公園になっておりました。

ホームが残されています。

 

ここにこう・・・

線路が伸びて

 

いたのではないかと

思います。

信号機も残されています。

メッッチャ広い公園でした。

更別駅跡

更別駅は

駅舎もホームもなく

 

駅名標だけ

残されておりました。

駅名標の裏には

 

当時の駅舎の様子が描かれた

イラストとキャプション

ありました。

 

どこに線路があったのか、

ホームがあったのかも

分からないけれど

 

このイラストがとても暖かくて

それだけで更別駅に来られて

 

本当に良かったなぁと

思えます。

上更別駅跡

上更別駅も

更別駅と同じように

 

駅名標だけ

残されておりました。

駅名標の裏にも

同じように

 

当時の駅舎の様子が描かれた

イラストとキャプションが

ありました。

 

更別駅とイラストは似ているけど

やっぱり違うなぁと思うのです。

 

この世に駅はたくさんあるけれど、

何1つ同じ形のものは無くて。

 

かけがえのない、

たった一人のあなたに

ずっと会いに来たのですよ、と

 

恋人になったような

気持ちでした。

忠類駅跡

はい!忠類駅です!

ノスタルジーでいい駅ですよね・・・

大好きです!

駅舎はこんな感じ。

そのまま残っておりました。

忠類駅の中は

当時のものがそのまま

残されておりました。

アイドルのポスターや

懐かしいポスターなど

 

 

忠類駅の駅舎内のは

当時のものが

 

本当にそのまま

残されていて

 

ここだけ時間が止まっているような

駅舎でした。

駅舎の裏には保存車があります。

 

いいねいいね・・・!

うふふ・・・!!

 

描きたさの極みです。

踏切も保存されています。

 

感動しすぎて

私の前髪が禿げます。

忠類駅についての

キャプションも用意されてました。

 

士幌線のキャプションと比べて、

一駅一駅がバラバラの

キャプションで

 

その駅の雰囲気を表現していて

 

最高だよ・・・!

いいよ・・・!

めっちゃいいよ広尾線・・・!!

 

と心の中で連呼しました。

十勝東和駅〜広尾駅

残念ながら行けませんでした!

本当に残念・・・っ

 

次に帯広に来た際は

必ず巡りに行きます。

愛の国から幸福駅へ

広尾線を巡って見たのですが、

依田駅跡、

北愛国駅跡は

本当に何もなかったので、

 

その場所が合っているか

分かりません・・・

 

もし広尾線について詳しい方

知っている方が

いらっしゃいましたら

 

コメント欄で補足して

いただけましたら

幸いです。

 

廃線巡り、

とてもとても

幸せでした。

 

ありがとう広尾線。

また会いに行きます。

 

最後までブログを読んでくださって

ありがとうございます!

 

始発ちゃん

始発ちゃん プロフィール

全国を旅しながら、鉄道イラストを描いています。懐かしい風景や、心温まる駅が好きです。

始発ちゃんの名前は「始発電車」に由来します。高校時代に始発電車で通学していたことをきっかけに、「始発に乗ってどこまでも、色んな場所を旅したい」という思いからこの名前を名付けています。

いつも見守ってくださり、本当にありがとうございます。これからも駅の魅力を少しでも、みなさんにお伝え出来るように頑張ります。ぜひ応援いただけましたら幸いです。