はじめまして、 始発ちゃんです。
今日は私の紹介ページに
来てくださって
ありがとうございます。
この記事では私についてお話します。
あの日、始発電車に乗っていた
始発ちゃんの名前は「始発電車」に由来します。
冷凍食品のハンバーグを適当に詰めただけのお弁当を持って、朝の訪れにまどろみながら瑞浪駅へ行きます。
5時31分、当時女子高生だった私は始発電車に乗って、2時間の通学時間を経て岐阜市の高校に通っておりました。
瑞浪駅から中央本線で多治見へ。太多線に乗り換えて、美濃太田で高山線に乗り換える。 そしてのんびり森を見ながら宿題の答えを写していると、通っていた高校のある岐阜市に到着するのでした。
そんな通学を3年繰り返して行くうちに、毎日乗ってくるサラリーマンのお兄さんの顔や、違う制服の女の子を覚えていくのです。
たまに彼らが乗って来なかったりすると「今日は体の調子が良くないのかなぁ」と、知らない誰かに思いを馳せたものでした。
きっと彼らも、白襟のセーラー服の私をそんな風に思ってくれていたのではないでしょうか。
忘れてしまった、大切な毎日
今はもう、太多線も高山線も車両が変わってしまってね。
あの日毎日のように聞いていた「ワンマン列車」の放送や、座ると凹む座席も、もうありません。 7年経った今、あの日を思い出そうとすると泣けてしまうのです。
「幸せだった、大好きだった」という気持ちだけが残っていて、その他のことすっかり忘れているのです。
サラリーマンのお兄さんも、違う制服の女の子も、元気にしてるかな、私のこと覚えててくれてるかなって思うんだけど、私がうまく思い出せないのです。
まるでメールボックスの最初からを知らない間に消されているような心地でした。 それが寂しくて、心まで持っていかれそうなのです。
失ってから気づくこと
私の24年の人生の中で
「大切なものを失ってから気づく」
ということが多くありました。
当たり前のように好きなものが目の前にあって、永遠に寄り添ってくれるような気がしていたのです。
いつか取り戻すことができない日々だなんて思いもしなかった。
私はもう、そんな気持ちになりたくありません・・・。
好きな鉄道を、「今」大事にして生きたいのです。
好きなものを、今、大事にしたい
そのために私は、「全国の鉄道に乗りたい」という夢を見るようになりました。
全国の鉄道なんて途方もない気がしてしまうのですが、少しずつ巡って行くうちに、何だか行けるような気がしています。
そう思うと楽しくて。
これが生きがいだなぁ、早く気づけば良かったなぁなんて考えてる自分がいて。
最近なんかもう頭の中の半分はいつも鉄道なのです。笑
行った駅を記録するだけだったツイッターも、最近はイラストも描くようになり、たくさんの鉄道好きの方々と関わることができて、今が人生で一番幸せです。
これからも全国の駅を乗車して、イラストや文章を書いて、沢山の人に気持ちを伝えたいです。ゆっくり頑張ります!
いつも見守ってくださり、 ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!
始発ちゃん